2008年02月06日

戦後林政のあやまち -3-

戦後林政のあやまち -3-


木を伐るのは「悪」であった。木材資源は,戦前・戦中の乱伐で枯渇しており,戦後復興資材として,また熱源として大切な森林資源はどん底であった。
お正月の門松づくりにマツの穂が必要であったが,戦後造林樹種のホープ(痩せ地でも早く成長する)のマツの穂先が伐られると成長に大きな影響が出る。
だから,国民新生活運動の一つとして,門松は「紙」になった。
戦後林政のあやまち -3-



それほど,山が荒廃しており,「森林整備」の必要性が国民にしみ込んでいた。

しかし,いわゆる「1960年」を境として,日本の森林事情は,大転換に向かう。 
(つづく 拡大造林への道 )



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この記事へのコメント
レッドおじさまから家庭教師のごとく、指導をいただいているわたしは、今回の研修会では、スムーズに知識として吸収することができています。が、感動がないんじゃわ〜。
キリンビールの協働の森を見て、60才の杉が細いのがかわいそうやと思う。
高知県のおじさまがいよったんやけど、教師の中にも、木を伐るのが環境破壊だというて来る人がいて、環境税使ってでも教育しなおさないかんと。
大正町は今から8000キロの林道を作るらしい。道がなければ、材木出せないからと。なかなか奥深いなあー。く〜ちゃんの仕事はたくさんあるとほっとしましたが。
鹿に会いたいとボソッというたら、こんなに人間がおったら鹿はでてこんが〜と。残念。さて、今から交流会。お酒はおいしいのは、感動です。
四国はひとつも進んでないみたい。森の文化祭とはブッキングないけど、この日は愛媛の育じゅ祭みたいです。なかなか社交的なちょっとおえらい肩書きがあるわたしです。
Posted by ももいろどんぐり at 2008年02月07日 18:36
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